ウイスキー香るマロンジャム。
祖母からもらった栗をどう変身させようか考えながら本屋さんを歩いていたら、ムラヨシマサユキさんの「ジャムの本」に出会いました。
ジャム...うちの食卓にジャムが出る習慣はないけれど、食材を長く楽しめるなんて素敵じゃない、なんて思いながら本をレジに持っていき、おうちに帰ってさっそく調理開始。
ブランデーを家にあるウイスキーで代用したマロンジャムが、大人な秋を連れてきてくれました。
材料
- 栗...500g(可食部300g)
- 砂糖...70g(栗の可食部の30%程度)
- 水...150~200g
- はちみつ...50g
- ウイスキー...20g
※メープルシロップをはちみつで、ブランデーをウイスキーで代用しました。
大まかな流れ
レシピ
①栗の汚れをさっと洗い流し、たっぷりの水に3時間以上浸す。
私は一晩ほったらかしにしてました。水に浸すことで実が取れやすくなります。
②温めた蒸し器に栗を入れて、弱火(上記がしっかり回る火加減)で1時間蒸す。
③竹串がすーっと刺さることを確認したら、蓋をしたまま1時間おき、粗熱をとる。
ゆっくり冷やすことで、口当たりなめらかなジャムができます。
④栗が温かいうちに実を取り出す。
私はスプーンで取り出しました。
⑤栗の実を鍋に入れる。栗の実の重さの30%の砂糖を加え、木べらでしっかり混ぜ合わせる。
私は砂糖を加える量を減らし、少し甘さ控えめしました。作った直後はあまり甘さが出ていませんでしたが、時間が経つにつれて栗の甘さが出てきました。栗が冷えてしまってなかなか混ざらなかったので、弱火で鍋を温めながら混ぜました。
⑥鍋に蜂蜜50g、水150~200gを加え混ぜる。
⑦中火で沸騰するまで熱する。あくを取り除く。2~4分煮て火を止める。
少し水分が多く感じても、冷めると粘度が出てくるから大丈夫。
⑧ウイスキーを加え軽く混ぜる。
⑨ハンディーブレンダー(なければハンドミキサー)でペースト状になるまで攪拌。
⑩弱火で熱しながら練り混ぜ、煮たったら火を止める。
⑪熱いうちに瓶詰めする。できるだけ長持ちさせるために、空気に触れないよう瓶のギリギリまで入れる。
ひっくり返しておくと、蓋の殺菌になるそうです。